加圧トレーニング方法とは、腕や大腿をベルトで適度に制御してのトレーニング
加圧トレーニングとは、日本発のトレーニング方法になります。
これは佐藤義昭さんが考案。佐藤義昭さんは、株式会社サトウスポーツプラザの方になります。人気テレビ番組などでも放映も何回もされていますので観た人もいてご存知な方も結構増えています。
加圧トレーニングは、腕、太もも(大腿)をベルトで適度に制御して実施するトレーニングになる。「ベルトで適度に制御」することを加圧と呼んでます。
この加圧トレーニング方法、スポーツ選手たちのトレーニングだけに利用されているものではありません。トレーニングの他、リハビリにも活用されています。もちろんダイエットにも利用されていますし、単に運動不足解消のトレーニングとしても使われているのです。
驚くことに、入院したりして体力が低下したお年寄りや、寝たきりの方へも利用がされています。
加圧トレーニングで成長ホルモンの分泌を促進
加圧トレーニング方法は、画期的なトレーニング方法だといわれております。それはこの加圧トレーニングを行うことにより、効果が短時間、短期間で得ることができることにそういわれているのです。
腕や足(太もも)の付け根をベルトで巻き、適度に血流を抑制した状態で低負荷の運動(軽度の運動)をおこなうことにより、高負荷(激しい運動)でおこなった際と同様の効果を得ることができます。
筋トレといえばメチャクチャに体(筋肉)をいじめてこそ頑強に発達するものと思われていましたが加圧トレーニング方法により軽い動きだけで筋肉は発達するのです。加圧トレーニングは大体、最大筋力30%程度くらいで実施することになります。
加圧トレーニングを実施するということは適度に血流が制限されることになります。この状態で毛細血管が活性化してきます。この状態から疲労物質の乳酸が溜まってきて、成長ホルモンの分泌が促進していきます。乳酸が溜まるのは血液が不足するからなのです。
筋肉中の酸素状態が、無酸素な状態になると成長ホルモンは多く分泌されます。成長ホルモンの分泌は専用ベルトを外した後には、通常の約290倍にも促進されるのです。これはいろいろな医学的効果や生理学的効果が得られることを意味します。この成長ホルモン、体脂肪の分解に役にたったり、筋肉を合成するためのものでもあります。成長ホルモンとは簡単にいうと、子供から大人に成長するに必要な体の機能アップのためのホルモンのことです。ただ、成長ホルモンは20才を境にして急速に減少していってしまいます。
指導員には専門資格
加圧トレーニング方法、日本はもちろん、欧米各国で特許を取得しております。加圧トレーニングを実際に行うには、専門資格をもった指導員からキチンと指導を受けるようにしてください。
この加圧トレーニング方法は、スポーツや健康、医療といった分野にとどまらず、なんと航空宇宙医学の分野にも注目されているトレーニング方法なのです。